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1日いても飽きない!問屋街さんぽ

1日いても飽きない!問屋街さんぽ

一般人にも門戸が開かれてきた問屋街。うまく利用すれば、"自分だけのモノ"をお得に手に入れることができる場所です。

長い歴史の中で変わりつつある問屋街

とにかく種類が豊富で、見ていて楽しい。賢く買い物して節約上手になりましょう。

一般の消費者に向けて、1つから小売りする店が増えている
問屋街

問屋街の歴史は古く、はじまりは鎌倉時代といわれています。人々が商品を持ち寄って商いをする「市(いち)」や、特定の商品を扱う「座(ざ)」が発達し、この「座(ざ)」が問屋街の発祥です。もともと問屋は、業者ではない一般の方に対して販売するのではなく、小売店に卸す流通業者のこと。地方の小売店が減少するにつれ、それに比例して問屋の数も減ってきたようです。

ところが近年、問屋が再び注目を集めています。消費者の趣味・嗜好の多様化、そして昔ながらのこだわりある個人商店が少なくなったことから、人と被らない“自分だけのモノ”を欲しがる人が増えているのです。問屋街の最大の楽しみは、大型流通に乗っていないモノが買える点です。店によってはヴィンテージ品ばかりを売っているところも。また、卸値価格で買えるので、市価の半額以下で素材を購入し、自分だけの手作りアクセサリーや布雑貨を作ることもできます。つまり、うまく利用すれば一点モノを破格で手に入れることができるわけです。

賢く買い物するために!消費者が気を付けたい「暗黙ルール」

もともとはプロ向けのお店ばかりの問屋街で楽しく買い物するために、ちょっとしたルールを覚えておきましょう。

  • <購入できるロット数やサイズを確認>
    例えばアクセサリーのパーツや包装資材など、大量購入になることも。業務用サイズの食材は友人とシェアすればお得です。
  • <閉店時間が早いところも>
    原則として土曜・日曜・祝日休みのところが多い問屋。中には16時に閉店してしまうところもあるので事前にチェックをしましょう。
  • <クレジットカードより現金を>
    意外と多いのがクレジットカード不可。商品は数百円から叩き売られていることがあるので、現金は1万円札より1000円札を多めに用意しておくと便利です。

問屋街"でしか" 買えない昭和レトロな商品

街ごとの特性を把握するのがポイント。商品を選ぶ楽しさ、職人の誇りも実感して。

東京 かっぱ橋道具街®

調理器具はもちろん、厨房設備からのれんまで

浅草にあるかっぱ橋道具街®は、大正時代に古道具商が出店したのがはじまりとされています。1945年の東京大空襲で道具街は全焼しましたが、その2年後に商工会を設立。以降、食器や調理器具など飲食業のプロ向け商品を販売する問屋街として発展してきました。今はフォークの持ち上がったナポリタンや天ぷらといった食品サンプルも外国人に大人気のお土産になっています。

東京 かっぱ橋道具街
  • ちょっと寄り道!
    <かっぱ河太郎像>
    道具街の工事に隅田川のかっぱが協力したという由来から、道具街90周年に建てられたシンボル像。

    かっぱ橋道具街®
大阪 まっちゃまち筋商店街

子どもも大人も、玩具でワクワク気分

1615年、大坂夏の陣により焼失した町を復興するため職人が集まった松屋町周辺。「松屋町」と書いて、大阪弁で「まっちゃまち」といいます。職人が仕事の合間に人形を作り、人形店が立ち並びはじめたのがまっちゃまち筋商店街のはじまりです。時は流れ、今では南北約1kmにわたる筋沿いに、雛人形や五月人形といった季節モノのほか、駄菓子や花火など様々な種類の問屋や専門店が100軒以上立ち並んでいます。

雛人形
名古屋 明道町

菓子問屋街と呼ばれ、賑わった戦後

地下鉄桜通線『国際センター』駅から徒歩約10分。まるで映画のセットを思わせる中央菓子卸市場のレトロな建物が印象的なこの付近は、かつて全国の駄菓子屋が押しかけた日本有数の菓子問屋街でした。焼野原になってしまった戦後、駄菓子の缶を積み重ねて大風呂敷で包み背負った「カンカン部隊」と呼ばれる人たちで賑わい、問屋街として復興。店頭に並ぶ昭和レトロな駄菓子にきっと心も浮き立つはずです。

駄菓子屋
まち楽らし掲載店舗

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