食育丸の内

服部幸應の食育のツボVol.11「食料自給率ってなんですか?」(その1)

私たちが消費している食べ物のうち、国内で生産されたものは38%しかありません。「食料自給力」を上げる努力をすることは、豊かな日本食を次の世代に手渡す大事な作業なのです。

Q 東京の自給率を教えてください。

東京の自給率を教える前に、食料自給率トップの地域を教えましょう。秋田で、192%(カロリーベース)です。あの美食の大地として知られる北海道が185%、青森、岩手、山形も100%を超えています。いずれの県も日本を代表する食の生産地です。また、東京に近い関東近辺では、茨城、栃木がともに70%。北海道の半分以下ですが、それは土地の面積の差なども関係します。全国の食料自給率の平均値を下回るのはおよそ21県。実は東京は1%で最下位です。これは、東京がいかに開発され生産地から消費地へと変貌したかを物語っています。
服部幸應の食育のツボ

「おいしいものを食べる」のは人生の楽しみです。しかし、私たちの世代はそんなおいしいものを食べると同時に、人が生きる上で大切な教訓を食卓から学んだものです。食育って難しいという先入観がありますが、思わず誰かに教えたくなる、とっておきの食育のツボを皆さんにおいしく伝授しましょう。

服部幸應
丸の内シェフズクラブ会長 服部幸應
(学)服部学園・服部栄養専門学校・理事長・校長をはじめ、医学博士で農水省「食育推進会議」委員・「食育推進評価専門委員会」座長、(公社)全国調理師養成施設協会 会長など、数多くの協会や委員会で代表を務める。また、各メディアへの出演・企画・監修も手がけており、講演活動など幅広く活躍中。
丸の内シェフズクラブ
【丸の内シェフズクラブとは】
美味しい!を原動力に、多くのレストランが集積する東京・丸の内から、食育活動を通じて日本の食を応援する"丸の内シェフズクラブ"。三菱地所がコーディネートを行い、2009年に発足しました。服部幸應氏を会長に様々なジャンルのシェフら26名で構成されています。食べることがより楽しくなるようなイベントや情報発信を定期的に行っています。

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