食育丸の内

服部幸應の食育のツボ Vol.18「安心できる食材選びのポイント 肉編」(その1)

野菜に比べ、食肉は生産されて食卓に届くまでの流通過程がいまひとつ不透明といわれています。どのようにして食の安全を守るのか。まずは消費者が食肉に対する知識を深めることが大切です。スーパーなどでも食肉の生産履歴の開示などが進んできました。

食肉選びのポイントとは?

食肉を選ぶときは生産者(飼育農場)、与えている餌や飼育環境、抗生物質など薬剤投与の有無などの生産履歴をチェックしましょう。といっても、この生産履歴が消費者に開示されていない場合が多いのが現状です。一部の生産者がインターネットなどで生産履歴の開示をはじめました。生産履歴が開示されていない場合、目安として大切なことは、あまり安い肉は買わないということです。特に国産牛を大量確保し、安価で売ることは極めて困難です。異様に安い肉には注意することが必要です。また、極端に霜降りが多い安い肉も控えた方がいいでしょう。不安物質は脂肪分に残留するケースが多く、国産表示のされた赤身肉を基本に考えるとよいでしょう
服部幸應の食育のツボ

「おいしいものを食べる」のは人生の楽しみです。しかし、私たちの世代はそんなおいしいものを食べると同時に、人が生きる上で大切な教訓を食卓から学んだものです。食育って難しいという先入観がありますが、思わず誰かに教えたくなる、とっておきの食育のツボを皆さんにおいしく伝授しましょう。

服部幸應
丸の内シェフズクラブ会長 服部幸應
(学)服部学園・服部栄養専門学校・理事長・校長をはじめ、医学博士で農水省「食育推進会議」委員・「食育推進評価専門委員会」座長、(公社)全国調理師養成施設協会 会長など、数多くの協会や委員会で代表を務める。また、各メディアへの出演・企画・監修も手がけており、講演活動など幅広く活躍中。
丸の内シェフズクラブ
【丸の内シェフズクラブとは】
美味しい!を原動力に、多くのレストランが集積する東京・丸の内から、食育活動を通じて日本の食を応援する"丸の内シェフズクラブ"。三菱地所がコーディネートを行い、2009年に発足しました。服部幸應氏を会長に様々なジャンルのシェフら26名で構成されています。食べることがより楽しくなるようなイベントや情報発信を定期的に行っています。

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