食育丸の内

服部幸應の食育のツボ Vol.19「安心できる食材選びのポイント 肉編」(その2)

野菜に比べ、食肉は生産されて食卓に届くまでの流通過程がいまひとつ不透明といわれています。どのようにして食の安全を守るのか。まずは消費者が食肉に対する知識を深めることが大切です。スーパーなどでも食肉の生産履歴の開示などが進んできました。

「国産牛」と「和牛」はどう違うの?

牛肉の原産地は、牛が生まれた場所ではなく、牛が最も長く飼育をされていた場所になります。したがって、極端なことを言えば、外国で生まれた牛も、日本で育てば「国産牛」となるのです。さらに紛らわしいのは、「国産牛」と「和牛」とでは意味合いが異なる点です。「和牛」は牛の種類をさす言葉で、「黒毛和種」「褐色和種」「日本短角種」「無角和種」の4種類を総称したものです。育った場所が外国であっても、上記の4種にあてはまれば「和牛」ということになるのです。
服部幸應の食育のツボ

「おいしいものを食べる」のは人生の楽しみです。しかし、私たちの世代はそんなおいしいものを食べると同時に、人が生きる上で大切な教訓を食卓から学んだものです。食育って難しいという先入観がありますが、思わず誰かに教えたくなる、とっておきの食育のツボを皆さんにおいしく伝授しましょう。

服部幸應
丸の内シェフズクラブ会長 服部幸應
(学)服部学園・服部栄養専門学校・理事長・校長をはじめ、医学博士で農水省「食育推進会議」委員・「食育推進評価専門委員会」座長、(公社)全国調理師養成施設協会 会長など、数多くの協会や委員会で代表を務める。また、各メディアへの出演・企画・監修も手がけており、講演活動など幅広く活躍中。
丸の内シェフズクラブ
【丸の内シェフズクラブとは】
美味しい!を原動力に、多くのレストランが集積する東京・丸の内から、食育活動を通じて日本の食を応援する"丸の内シェフズクラブ"。三菱地所がコーディネートを行い、2009年に発足しました。服部幸應氏を会長に様々なジャンルのシェフら26名で構成されています。食べることがより楽しくなるようなイベントや情報発信を定期的に行っています。

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