食育丸の内

服部幸應の食育のツボ Vol.22 「意外に知られていない食品の保存方法」(その2)

ジャガイモや大根、ニンジン、ゴボウなどの根菜類、玉ねぎや長ネギ。これらを常備菜といいます。地域によっては、これにかぼちゃや冬瓜が加わることもあります。昔は、常備菜は常に台所の涼しいところに、根菜類は芽が出ないように暗いところに保存したものです。ところが今は、料理をしない人が増え、食材の保存方法を知らない人が多くなったのです。現在、食品の保存に活躍しているのはもっぱら冷蔵庫です。しかし、冷蔵庫にも決まりがあるのをご存知でしょうか?

温度より湿度が重要ってどういう意味ですか?

ワインや果物、野菜は湿度のあるところに保存するのがいいと言われています。しかし、冷蔵庫に湿度はほとんどありません。つまり、入れるとすぐに乾燥が始まってしまいます。ホウレン草、白菜、三つ葉、レタスなどの葉菜類の傷みが早いのは乾燥が原因なのです。これを防ぐためには、野菜用のポリ袋に入れるか、ラップで包むことをお勧めします。現在では湿度コントロール機能がついた冷蔵庫も多数売られるようになりました。しかし、湿度が多いと雑菌が繁殖して食品の品質を劣化させ、悪臭の原因となるのも事実です。また、余分な光熱費を消費することにもなります。何事も説明書に基づいて賢く利用するのが大切です。
服部幸應の食育のツボ

「おいしいものを食べる」のは人生の楽しみです。しかし、私たちの世代はそんなおいしいものを食べると同時に、人が生きる上で大切な教訓を食卓から学んだものです。食育って難しいという先入観がありますが、思わず誰かに教えたくなる、とっておきの食育のツボを皆さんにおいしく伝授しましょう。

服部幸應
丸の内シェフズクラブ会長 服部幸應
(学)服部学園・服部栄養専門学校・理事長・校長をはじめ、医学博士で農水省「食育推進会議」委員・「食育推進評価専門委員会」座長、(公社)全国調理師養成施設協会 会長など、数多くの協会や委員会で代表を務める。また、各メディアへの出演・企画・監修も手がけており、講演活動など幅広く活躍中。
丸の内シェフズクラブ
【丸の内シェフズクラブとは】
美味しい!を原動力に、多くのレストランが集積する東京・丸の内から、食育活動を通じて日本の食を応援する"丸の内シェフズクラブ"。三菱地所がコーディネートを行い、2009年に発足しました。服部幸應氏を会長に様々なジャンルのシェフら26名で構成されています。食べることがより楽しくなるようなイベントや情報発信を定期的に行っています。

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